体操競技部のチーム運営をデジタル化 ― データを活用した選考・強化体制へ
ジュンスポーツ北海道では、体操競技部におけるチーム運営のデジタル化と、競技データの活用を進めています。
これまでも大会結果や試技会の内容をもとにメンバー選考や強化方針を決定してきましたが、より客観的で納得感のあるチーム運営につなげるため、選手ごとの競技データを継続的に蓄積・可視化できる環境を整備しています。
現在は、大会・試技会ごとの得点だけでなく、Dスコア、Eスコア、平均得点、落下の有無、安定性などを選手ごとに管理。さらに、6種目のバランスや大会ごとのスコア推移、種目別の変化などもグラフで確認できるようにしています。
Live Scoreとの連携で、競技データをよりスムーズに蓄積
この仕組みでは、大会・試技会ごとの情報を管理するだけでなく、Live Scoreシステムと連携し、採点データを取り込めるようにしています。
これにより、現場で記録された競技結果をスムーズに蓄積し、選手ごとの分析や大会ごとの振り返りに活用することが可能になります。
手入力だけに頼らず、競技現場のデータを継続的に管理できることで、チーム全体としての情報整理や分析の精度向上にもつながります。
データを活用した、より納得感のあるメンバー選考へ
体操競技の団体戦では、個人総合得点の高い選手を並べるだけでは、必ずしもチームの最高得点にはつながりません。
選手それぞれの得意種目や安定性、チーム内での役割を組み合わせながら、団体として最大限の力を発揮できるメンバー構成を考える必要があります。
ジュンスポーツ北海道では、これまで行ってきた大会結果や試技会をもとにした選考に加え、蓄積したデータを活用して、各選手がどの種目でどれだけチームに貢献できるかを可視化しています。
団体戦の競技方式に合わせたスコアシミュレーションなども活用しながら、選考の根拠をより明確にし、選手・スタッフ双方が納得感を持てるチームづくりを目指しています。
選考だけではなく、選手自身の成長にも
データ活用の目的は、メンバーを選ぶことだけではありません。
選手自身が自分の得意種目や安定性、スコアの推移を確認することで、「今どこが強みなのか」「どこを伸ばすべきなのか」を客観的に把握することができます。
指導者の経験や現場での感覚と、数字から見える変化を組み合わせながら、日々のトレーニングや演技構成の検討にも活用していきます。
今後はコンディション管理もデジタル化
今後は競技成績だけでなく、日々の体調や疲労度、コンディション、トレーニング状況なども記録・分析できる仕組みを追加していく予定です。
競技結果と日々のコンディションをあわせて蓄積することで、パフォーマンスの向上はもちろん、疲労の蓄積や状態変化を早期に把握し、ケガの予防やピーキングにもつなげていきたいと考えています。
ジュンスポーツ北海道では、データだけで選手を評価するのではなく、指導者の経験、選手とのコミュニケーション、競技データを組み合わせながら、一人ひとりの成長とチーム全体の競技力向上につなげていきます。
経験とデータを組み合わせ、より強く、より納得感のあるチーム運営へ。
今後も競技現場に合わせて、チームマネジメントのデジタル化を進めていきます。