ジュンスポーツ北海道は、全日本体操個人総合選手権の出場枠をかけた選考会を3月12日(日)にジュンスポーツクラブ月寒で開催した。
今年の全日本体操個人総合選手権は、4月20日から23日にかけて東京体育館で開催される。
既に同大会への出場を決めている金子和輝を除いた、ジュンスポーツ北海道の選手たちは、昨年に行われた全日本シニア体操競技選手権で獲得したユニバーシアード所属推薦枠をかけ、
神本将、工藤友也、山岡航太郎、白石祐樹、豊澤鉄平の5名がエントリー。また、同大会の種目別枠での出場を目指す森下廉が、ゆか・跳馬の2種目に出場。
その他、招待選手として中川将径(栃木県スポーツ協会)と長﨑柊人(筑波大学)も参加(両名共に同大会への出場決定済)。
出場枠が1名しかないため、選手たちは全力を尽くして競い合い、出場権を勝ち取るために本番さながらの緊張感の中演技を行った。
選考会当日は、多くの会員からの観覧希望の声があり、ジュンスポーツクラブは最終選考会特別観覧イベントとして開催され、普段のレッスン時とは全く違うアスリートのコーチの姿を見ることができ、40名を超える観覧者たちは熱い声援を送りながら選手たちの演技を見守った。
結果は、神本将が6種目計80.400でトップ(既決定者を除く)となり、来月東京体育館で開催される全日本体操個人総合選手権への出場(ユニバーシアード所属推薦枠)を決めた。
神本将は、2種目目のあん馬で終末技が不認定となり12.300と低スコアとなったが、その他の種目を落ち着いた姿勢でまとめた。
残念ながら本選考会での出場が叶わなかった選手たちは、今週土曜日に締め切りとなる全日本個人総合選手権映像申請での出場を目指すこととなる。
全日本個人総合選手権映像申請では、全国から提出された演技映像を採点し、個人総合枠の上位10名。種目別出場枠の上位6名(個人総合枠で選出された選手を除く)が全日本体操個人総合選手権への出場権が得られる。
演技終了後には、2023年度の新入団選手の発表も行われ、男子は、中川将径、青木翔汰、前田航輝(いずれも、栃木県スポーツ協会)、長﨑柊人(筑波大学)。女子には、臼田梨夏(栃木県スポーツ協会)、柳戸里奈(日本女子体育大学)、山下星那(北翔大学)が入団することが発表された。
\第18回 ジュンスポーツ®北海道 試技会結果/