2025.8.18

ジュンスポーツ北海道 女子最終試技会 ――歴史を変える、最後の3週間


8月17日、ジュンスポーツ北海道の女子チームは最終試技会を行った。
この日は採点を行わず、大会本番のタイムテーブルに合わせたシミュレーション。演技そのものよりも、**「本番を想定した流れを体に染み込ませる」**ことを最大の目的とした一日。緊張の中でミスも見られたが、それも含めて大きな収穫となった。

全国に挑むための準備と追い風


同日で全日本ジュニアが閉幕。全国の舞台で示された得点を基準に、チームは自らの現在地を再確認した。そして今週にはインカレが控える。大学生を中心とした強豪がどのような得点を出すのか。選手たちはその数字を冷静に見据えながら、全国勢力図の中で自分たちの立ち位置を探っている。
さらに、今年から団体選手権の採点方式は「6-6-3」(あるいは「5-5-3」など)へと変わったことも朗報だ。一人の大きなミスに左右されにくく、総合力がより問われるルール。厚みを増してきたジュンスポーツ北海道にとっては、確かな追い風となっている。

初めての舞台へ――結束が力になる


今年は社会人アスリートに加えて現役高校生が加わり、さらに大阪在住のサポートメンバーも出場する。多様な背景を持つ仲間が揃い、力を合わせて臨む姿は、まさに「チーム北海道」の象徴だ。
女子チームはこれまで全日本団体に出場したことがない。だからこそ、**「初出場」**という目標は大きく、そして重い。その挑戦に残された時間は3週間。一本の演技、一日の積み重ねが、未来を切り拓く力になる。

【2025年度 全日本シニア女子団体メンバー】
・新関 天音
・露峯 宙
・尾藤 由夏
・大西 陽菜
・二階堂 日和
(- 成田 風杏 ※年齢制限のため今大会は帯同のみ)



🔥 次週は男子の最終試技会を実施。
すでに団体メンバーは確定しており、壮行会さながらの熱気の中で仕上げが行われる予定です。今回は実際の大会時間を想定し、団体メンバーだけでなく個人出場組も臨む総仕上げの舞台となる。

【2025年度 全日本シニア男子団体メンバー】
・青木 翔汰
・前田 航輝
・豊澤 鉄平
・中川 将径
・長﨑 柊人
・金子 和輝

【補欠】
・神本 将
・大谷 直希

選出された布陣は全種目で基準点を上回り、安定性と得点力を兼ね備えたメンバー構成。
女子チームの挑戦とともに、男子チームの戦いからも目が離せない。

体操 JAPAN OPEN 2025

🔗 参考:大会得点方式・順位の詳細は コチラ からご覧いただけます。(※ジュンスポーツ北海道が整理した内容であり、公式発表とは異なる場合があります)