アスリート×社会人(デュアルキャリア)として挑む全日本体操選手権
2025年4月、群馬県・高崎アリーナにて開催される「第79回全日本体操個人総合選手権」。体操界の頂点を決めるこの大会に、ジュンスポーツ北海道の選手たちが挑む。
さらに、今大会は**「第53回世界体操選手権(2025/インドネシア開催)」の日本代表選考会**を兼ねており、文字通り世界への扉を開く舞台でもある。全国から集うトップアスリートたちが、己の限界と誇りを懸けて競い合う中、北海道から挑戦する姿は、特別な意味を持つ。
出場する彼らは、ただのアスリートではない。朝は自身の練習に打ち込み、午後からは地域の子どもたちに体操を教える。夜はジュニア選手たちの育成に携わる。競技者でありながら、指導者であり、社会人でもある。多くの役割を担いながらも、高みを目指して挑戦を続けている。
デュアルキャリアという生き方
北海道という、体操界ではまだ開拓途上の地から、全国の舞台へと飛び込む彼ら。競技環境が整った関東・関西と比べ、圧倒的に少ないリソースの中で育まれてきた覚悟と執念がある。
午前は自身の練習。午後はレッスン。夜はジュニア選手と同じ時間帯に練習を行いながら、技術的なアドバイスを送り、次世代の育成にも尽力する。体操に真摯に向き合いながらも、「地域の中でどう生きるか」「社会にどう関わるか」という視点を持ち続けている。
障害児通所支援や保育園への外部指導、小学校への出前授業など、地域貢献活動にも積極的に取り組む彼らの姿勢は、まさにデュアルキャリアの象徴だ。
ロス五輪を見据えた強化選手が集う、国内最高峰の個人総合選手権。
その舞台に立つことは、ただの通過点にすぎない。
北海道から全国の頂点へ。
そして、その先の世界へ──。
ジュンスポーツ北海道の挑戦は、すでに始まっている。
大会概要大会名: 体操天皇杯 第79回 全日本体操個人総合選手権
※本大会は、「第53回世界体操選手権(2025/インドネシア)」日本代表選考会を兼ねています。
日程: 2025年4月17日(木)~20日(日)
-17日(木):女子予選
-18日(金):男子予選
-19日(土):女子決勝
-20日(日):男子決勝
会場: 高崎アリーナ(群馬県高崎市)
主催: 公益財団法人 日本体操協会
▶ 非公式大会特設サイトは
こちら予選スケジュール|ジュンスポーツ北海道男子|予選(Ⅰ班)📅 4月18日(金) 11:25〜14:35
▶ 前田 航輝(まえだ・こうき)>>> ゆか スタート
▶ 青木 翔汰(あおき・しょうた)>>> あん馬 スタート
▶ 豊澤 鉄平(とよさわ・てっぺい)>>> あん馬 スタート
▶ 中川 将径(なかがわ・まさみち)>>> 鉄棒 スタート
▶ 長﨑 柊人(ながさき・しゅうと)>>> あん馬(種目別)
▶ 山岡 航太郎(やまおか・こうたろう)>>> つり輪(種目別)
今回の第79回全日本体操個人総合選手権に出場する、ジュンスポーツ北海道所属の選手は以下の通りです。彼らは日々のハードな練習だけでなく、地域への貢献や次世代選手の育成といったデュアルキャリアを実践しながら、今大会に挑みます。
パートナーシップのお願い
ジュンスポーツ北海道では、アスリート育成、デュアルキャリア支援、地域貢献など、持続可能なスポーツの発展を共に目指すパートナーを募集しています。
▶ 募集対象:スポーツ関連企業、教育機関、自治体、地域団体 など
▶ パートナーのメリット:
・若手アスリートとの連携・育成支援
・地域イベント・クラブ主催大会への参加・協力
・デュアルキャリア支援による企業ブランディング・社会貢献
・メディア露出やPRの機会
▶ 協力内容の一例:
資金協力/トレーニング環境の提供/物品支援/イベントコラボレーション など、柔軟にご相談を承ります。
詳しくは下記リンクよりご確認ください。
▶
https://junsports.hokkaido.jp/partners-wanted/地方から、世界へ。
環境に恵まれた都市部でなくとも、夢は追いかけられる。限られた中でも、可能性は育つ。
「北から、挑む。」それは、場所や環境を言い訳にせず、どこにいても挑戦を続けるすべての人へのメッセージ。
ジュンスポーツ北海道の選手たちは、競技者として、そして地域に生きる一人の社会人として、これからも新たな挑戦を続けていく。