四日市市総合体育館で開催される第78回全日本体操団体選手権、種目別選手権が本日開幕。
ジュンスポーツ北海道は静かに闘志を燃やしている。団体選手権では予選10位という悔しさを胸に、目指すは表彰台、そして新たな歴史の1ページだ。
予選10位の悔しさを糧に
10月に実施された2回の選考試技会では、選手たちが各自の持てる力を振り絞り、団体メンバーがついに決定した。正規メンバー6名に補欠2名という布陣。個々の力を組み合わせ、いかにチームとして高いパフォーマンスを発揮するかが鍵となる。
正規メンバーにはエース青木翔汰をはじめ、神本将、前田航輝、中川将径、長﨑柊人、そして山岡航太郎が名を連ねた。補欠として控える金子和輝と大谷直希も、万が一の際には即座に役割を果たす準備を整えている。個々の技術だけでなく、団結力や戦略が問われる本選では、どのような「勝負の一手」を打つのか注目が集まる。
全員の力で掴む表彰台
体操団体選手権は、各種目に3人ずつ出場し、その全員の得点がチームスコアに反映される。今大会では、個々の選手が安定して高い得点を出すことが必要不可欠だ。特にあん馬、つり輪、跳馬といった種目では、一瞬のミスが致命的な結果につながる可能性がある。選手たちはこの厳しい条件の中で、日々の練習で鍛え上げた自分を信じ、精密な演技を目指す。
特に期待が寄せられるのは青木翔汰のゆか演技と、山岡航太郎のつり輪。2人の力強さと技術の融合は、チーム全体を引き上げる原動力となるだろう。さらに、長﨑柊人のあん馬での安定感も、チームに貴重な得点をもたらす存在として重要だ。
「挑戦の先に、表彰台が待っている」
チームは「挑戦の先に、表彰台が待っている」を合言葉に掲げる。予選での10位から巻き返しを狙う彼らにとって、今回の全日本体操団体選手権は単なる競技会ではない。これは、北海道から日本体操界への挑戦状であり、未来の世代への礎となる戦いでもある。
ジュンスポーツ北海道の選手たちの努力は、地元のファンをはじめ、全国の体操ファンに勇気と感動を与えるだろう。「逆転劇」を目の当たりにできる瞬間をお見逃しなく!
前哨戦|種目別選手権:一人ひとりの勝負
11月22日(金)に行われる種目別選手権(予選)では、ジュンスポーツ北海道から計9名の選手がエントリー。ここでは、個人の技術と独創性が求められる。各選手がそれぞれの得意種目で魅せる演技は、観客を大いに引き込むだろう。
出場選手一覧ゆか: 青木翔汰、中川将径
青木翔汰のダイナミックなジャンプと着地の安定感、中川将径の繊細かつ流れるような演技が見どころ。2人の競演に期待が高まる。
あん馬: 長﨑柊人、前田航輝、工藤友也
長﨑柊人は正確な技の切り替えが持ち味。前田航輝と工藤友也も負けじと、難易度の高い技に挑む。
つり輪: 金子和輝
空中での力強いポーズと美しいラインが金子和輝の武器。完璧な着地でスコアを伸ばせるかが鍵となる。
跳馬: 大谷直希、金子和輝
跳馬では高さと距離感が求められる。大谷直希の迫力ある跳躍と金子和輝の安定したフォームに注目。
平行棒: 神本将
正確無比な動きと力強さが持ち味の神本将が、自身の得意種目でトップ争いに食い込むことを狙う。
棄権情報残念ながら、山岡航太郎(つり輪)と前田航輝(平行棒)は今回棄権となったが、彼らの分まで他の選手が奮闘する決意を固めている。
日程:2024年11月23日(土)
会場:三重県四日市市総合体育館
出場チーム:男子14チーム
日程:予選|2024年11月22日(金) 決勝|11月24日(日)
会場:三重県四日市市総合体育館
第78回全日本体操選手権の熱戦を月寒で応援!
11月23日(土)、ジュンスポーツクラブ月寒では、第78回全日本体操団体選手権のパブリックビューイングが開催されます。予選10位からの逆転を目指すジュンスポーツ北海道の熱戦を、大画面で楽しみながら応援できる特別な機会です。
選手たちの気迫あふれる演技をリアルタイムで観戦し、地元からの熱い声援を送りましょう!
詳細は公式ウェブサイトやSNSをご確認ください。ジュンスポーツ北海道の挑戦をみんなで応援しましょう!